沖縄 20~30代就職・転職

「あなたらしく働く」を豊かにするコラム

沖縄の各分野で活躍するエキスパートたちのリアルな声! 仕事選びから働き方、人生観まで様々な視点で深掘り。「あなたらしく働く」をもっと豊かにするヒントが満載です。

「効率的な仕事の進め方」 のコラム

NEW!

仕事を効率よく進める4つの事

はじめに…
私はさほどストイックな人間ではなく、ただただ自由時間を捻出するために頑張っているだけです。そして、決して100%この通りの実践はできていません。自戒を込めて。

「超朝型生活」になる

30代がそろそろ終わろうとしている今にして完全に気が付きました。「超朝型」は時間が増える!これは確定です。20代の頃は朝型なんて遊びのない生活だ、くらいに思っていたのですが、先人の朝型推奨の教えは本当でした。

特に子どもが生まれてからはこのライフサイクルは効果てきめんでした。子どもと一緒に寝落ちしてしまう、いわゆる「寝かしつけ失敗」。夜の自由時間を失ったような気持ちになりましたが、もう潔く21時には消灯して4時くらいに起きるんです。睡眠時間をシフトさせているだけなので、何も難しくありません。

「今日の俺には夜中がある!」と思ってしまうと、どうもダラっとやってしまうものですが、午前中で全てを終わらせる気概で朝からバリバリやると、午後以降は割とボーナスタイム。早朝に3時間くらいの時間が確保できるので、自己研鑽の時間に充てるのも良いかもしれません。会社員の方も自分に合ったサイクルで働けるように、企業側のフレックスタイム制導入のメリットは大きいと思います。

「監視の目」を付ける

部屋に一人でいたら大変です。すぐに誘惑に負けて、菓子パン食べて寝ようとします。時折、友人を誘ってカフェなどで仕事をすることがありますが、それは監視してもらうためです。人は弱いものです。

仕事スペースの環境を整える

最近、パソコンのモニターを2台に拡張したのですが、凄い効率が上がりました!これまでは複数モニターなんてデイトレーダーでもあるまいし、過剰サイバー野郎みたいだ!と思っていましたが、今度はモニター3台にしようとしている自分がいます。

AIの有料プランにも惜しげもなく加入しています。ラジオ番組の編集をする時に、背景のノイズ音を一発で消してくれるAIと出会った時は、ちょっとお金を無駄遣いしてしまうくらい嬉しかったです。
デスク周りや仕事アイテムにお金を掛けると、自分だけの基地のようになって捗りますね。

同時に2つ以上のことをする

ちょっと文字数が限られてきましたので端的に言いますと、先日、セルフホワイトニングをしながら耳ではラジオを聴いて、目ではメールの返信をしている自分には惚れ惚れしました。

…と羅列していきましたが、ことクリエイティブな分野においては、効率を重視しすぎて「こなし」にはならないよう、仕事の本質を見失わないようにはしたいところですよね。
「攻め」の時間を増やすための効率化です。

ステップアップナビゲーター


ラジオパーソナリティ

ナガハマヒロキ

ナガハマヒロキ

AI時代を生き抜く!「仕事の型」の作り方

~「AIに任せる前に、自分の土台をつくろう」~

世の中では「AIで効率化を」「業務は自動化の時代へ」といった言葉が飛び交っている。
しかし、どれだけ便利なツールが登場しても、
自分自身の「仕事の進め方」が未熟なままでは、成果にはつながらない。

今回は、私自身の経験も交えながら、若手ビジネスパーソンに向けて、
“基本に立ち返る”効率的な仕事の進め方についてお話ししたい。

まずは“自分の仕事の型”をつくる

「AIの活用も大事」とよく言われるが、前提となるのは“自分自身の仕事の習慣”である。
私自身、デジタルツールは活用しているが、実は今でも手書きの手帳を手放せない。
手で書くことで頭が整理され、1日の流れが視覚化されるからだ。

効率よく仕事をする第一歩は、「TODOリスト」の作成だと考えている。
そして、それをもとに、締切のあるタスクは、必ずスケジューリングする。
漠然とした「やることが多い」ではなく、「今日、何を、何時までに終わらせるか」まで落とし込む。

この小さな行動が、1日、1週間、1ヶ月の生産性を大きく左右する。

“ゴール”を描かないと、道に迷う

どんな仕事でも、はじめにやるべきは「ゴールのイメージを持つ」ことだ。
これがないと、あっちに手を出し、こっちに気を取られ…結果、時間ばかりかかってしまう。

私も新人時代、やみくもにタスクをこなしては「結局、何が成果なんだ?」と迷子になることが多々あった。
しかし、「この企画の目的は何か?」「この提案で相手にどんな変化を起こしたいのか?」とゴールから逆算する癖をつけたことで、仕事の進み方が劇的に変わった。
ゴールが見えると、優先順位がはっきりし、無駄な作業が減る。

これは、AIにはできない「人間ならではの判断力」だ。

土台ができたら、AIで“さらに加速”させる

基本を押さえたうえで、AIをうまく使えば武器になる。
文章作成、スケジュール調整、データの要約など、自分でやれば30分かかることも、AIなら数秒だ。

ただし、AIに投げる前に、「何をどう指示するか」を明確にしないと、期待通りの成果は出ない。

つまり、AIを使いこなすには、自分が“何をしたいのか”を言語化できる力が必要なのだ。
だからこそ、手帳で思考を整理し、ゴールを明確にし、タスクを管理する習慣を持っている人は、
AIの時代でも圧倒的に成果を出せる。

まとめ:ツールに頼る前に、自分の“仕事習慣”を整えよう

生産性向上のカギは、派手なテクニックではない。日々の「TODOリスト」「スケジューリング」「ゴール設定」などの、地味な積み重ねこそが最も効果的な仕事術だ。

AIはあくまで“加速装置”にすぎない。その前に、自分自身の「考える力」「段取り力」「時間の使い方」という“土台”を固めることが、長く成果を出し続ける秘訣である。

まずは今日、手帳を開き、「今週のゴール」と「今日の優先タスク」を書いてみよう。
効率的な仕事は、そこから始まる。

ステップアップナビゲーター

株式会社Cavitte(キャビット)

代表取締役

粟国 傑(あぐにすぐる)

粟国 傑(あぐにすぐる)