沖縄 20~30代就職・転職

「あなたらしく働く」を豊かにするコラム

沖縄の各分野で活躍するエキスパートたちのリアルな声! 仕事選びから働き方、人生観まで様々な視点で深掘り。「あなたらしく働く」をもっと豊かにするヒントが満載です。

コラム一覧

「わざわざ」やることでの向こう側

ラジオパーソナリティとしてのキャリアの話をしますと、僕、初鳴きが18歳で早かったんですよ。
大学生しながら週に1回ラジオ番組やらせてもらったり、社会人になってからも別の食い扶持を持ちながら、引き続き夜の時間帯で週1レギュラーやったり。
それでギリギリ「自分はパーソナリティです」と名乗るアイデンティティを維持している感じでした。

それがですよ、20代後半で1度ゼロになったんです!半年くらい何も無い状態。終わったと思いましたね~。さあ、どう名乗ってこれから生きていこう、みたいな。
底を打った後は、本当にちょっとずつ自分なりに積み重ねていきまして、今は奇跡的にどうにかなっているという感じなので、この人生経験を経た僕の粘りは凄いですよ!

いやもう本当に何でもしますからね!滅多に仕事を断らないですし。番組によっては、構成・取材・編集など全部関わるものもあります。20分のロケ音源作るのに丸1日掛けたり。効率的じゃないと思う方もいるかもしれませんが、楽しいと思ってやっているので全然苦ではないですよ。

ミュージシャンを名乗る人はおそらく呼吸をするように曲作りすると思うんです。芸人を名乗る人はおそらくネタ作りに大部分の時間を割く。それと同じように、パーソナリティを名乗っている僕はラジオに時間を注ぎ込む、という感じで。その仕事が出来ていることに喜びを感じて、時間を忘れて没頭できる。自分が名乗っている職業に矜持を持つ。その情熱が無くなっていると気付く時が来たとしたら、辞めないといけないのかなぁと思います。

「仕事への心構え」として僕が大切にしている部分は、「手間ヒマを掛ける」というところですかね。わざわざ!?ってところまで進めていくと、自分でも予想外の何かが起こる気がするんですよね。もちろん時間的な制限はあるんですけど、出来るところまで。そしてその「わざわざ」という部分にリスナーも振り向いてくれると思うんです。

あと、基本的なところなんですけど「準備をしておく」ことですかね。準備すればするほど、御守りみたいに安心しますし。でもことラジオに関しては仕込んだトークをそのまま出せば、予定調和になって面白みに欠けてしまうので「なるべく準備するけれど流れによって捨てる!」が理想かなと思います。手ぶらで来て手ぶらで帰るパーソナリティに強く憧れているんですけど、まだまだですね。準備、準備です。

ステップアップナビゲーター


ラジオパーソナリティ

ナガハマヒロキ


仕事の本質を考えることは大切

仕事を単なる“義務”や“収入源”と捉えていないだろうか。どのような仕事も価値があり、成長や社会貢献の場となる。今回のコラムでは、仕事への向き合い方について考えてみたい。

「仕事」とは何か

20代から30代の若手にとって、“仕事”の本質を考えることはキャリアを築くうえで非常に大切である。なぜなら、仕事の捉え方次第で自身の成長や働きがいが大きく変わり、将来の可能性を広げる鍵となるからである。そのうえで、仕事は単なる義務ではなく、自己実現と価値を提供する重要な手段であると捉えることが大切である。

仕事は、他者に価値を提供することで成り立っている。例えば、私たちが毎日利用するインフラやサービス、商品は、すべて誰かの“仕事”によって生まれている。この事実を踏まえると、どのような職種や業務であっても無駄な仕事は存在しない。重要なのは、その仕事に自分がどう向き合い、価値を見つけるかという視点である。

ゴールをイメージする

仕事に取り組む際、目標を明確に持つことが欠かせない。ただ与えられたタスクをこなすだけではなく、どのような成果を目指すのか、どのように成長したいのかを具体的に描くことで、日々の業務が意味のあるものになる。

例えば、接客業では“ここでしか得られない体験を届ける”というゴールを設定すると、どうすれば達成できるのか考え、結果一つひとつのサービスが価値を生むものに変わる。また、ゴールを持つことで、どんな仕事でも挑戦や改善の余地を見つけやすくなり、やりがいや充実感が得られるのである。

給料の意味を考える

給料はどこから出ているのか考えたことはあるだろうか。簡潔に言うと、それはお客様からいただいているものである。自社が提供した価値が認められた結果、対価として支払われ、それが原資となって給料を得ているのだ。この視点を持つことで、仕事への責任感が生まれ、プロフェッショナルな姿勢で取り組む原動力となる。

また、給料を通じて、自分の仕事が誰かの生活や社会の仕組みを支えていることを実感することで、誇りやモチベーションを高めることができる。どのような仕事であっても、それが社会を支える一部であることを忘れないことが重要である。

まとめ

“仕事”は、自己成長や社会貢献の源であり、決してただの作業ではない。無駄な仕事はなく、それを無駄にするかどうかは自分次第である。
目の前の仕事にどう向き合い、どのような価値を見出すか。それを考えながら行動することで、仕事は単なる“義務”ではなく、自己実現のステージとなる。ゴールをイメージし、給料の意味を考え、誇りを持って仕事に取り組むことで、より充実したキャリアを築いていこう。

ステップアップナビゲーター

株式会社Cavitte(キャビット)

代表取締役

粟国 傑(あぐにすぐる)


仕事を楽しむための2つのポイント

こんにちは、桃花鳥(とき)の、よすみと申します。
就労経験がバイトしかない私ですが、なんとこの求人サイトへのコラムを書くのがもう3本目になります。
バイトだって就労の一種だよね…そうだよね…と自分へ言い聞かせつつ、この度も他の社会人の方々に混じって精一杯書かせて頂きます。

私が今までで一番続いたバイトはアクセサリーショップ(4年)です。
なので、当時を振り返りながら私的やりがいポイントを2つご紹介します。

表彰・昇給制度がある

これは、かな~り重要ですよね。
当時働いていたショップは『月の目標売上を達成したら自社製品を〇〇円分贈与』という制度がありました。
また働いていたのは商業施設内のショップだったのですが、その施設内でも『売上達成率の上位3店舗は商品券贈与』という表彰があり、ダブルで達成できた月はスタッフ一同ホクホクでした。

表彰で頂いたトレンドアクセを着けながら、表彰で頂いた商品券で買ったカフェラテ、最高に美味かったなぁ…と今でも時たま思い出します。
ただアクセサリーが好きなだけで働いてたので、品出しや接客だけでも十分なやりがいは感じていました。

それにプラスで表彰があると、達成ボーナスを目指すゲームに近い感覚になって楽しいんですよね。
表彰を受けられると、頑張りを認めてもらえたとより感じやすく、また次も頑張ろう!というやる気にも直結しますし、かなり大事な要素だと思います。

『ありがとう』がよく聞こえる

これは接客時の話になるんですが、アクセサリーショップではお客様から質問される事が割と多かったです。
アクセサリーの着け方や選び方、たまに『あなたが着けてるのを買いたいんだけど、どこに置いてるの?』と嬉しい質問もありました。
アクセ好きとしては腕の鳴るところなので、心の中で袖を豪快に捲りながら『こちらは〇〇で〜…』とお答えすると、お客様から『ありがとう』が頂けるんですね。

好きなものの魅力を紹介できる上に感謝されるなんて私得すぎる!と、とてもやりがいを感じていました。
これは芸人業にも少し近いところがありまして、ありがとうでは無いですが『ネタ面白かったよ』『また次も観にきます』と言われるとすごくやりがいを感じます。

また、お客さんとのお話も毎回楽しいんですよね。
先日とある営業先で出待ちをしてくれていた女性とお話したんですが、目をウルウルさせながら『これからも頑張ってください』と言われた時には頑張らにゃいかん!とまた気合いが入りました。
要はお客様との素敵なやり取りが、私にとっては、かなりやりがいに繋がります。

どうですか?初めての就職の記事からは想像もできないくらい良い人間になったでしょう?
分からない方はぜひ私の初就職の記事も見てみてください。

といった感じで私的やりがいポイントをご紹介しましたが、一番大事なのは【自分でやりがいを見出せるか】だと思います。
そして私は、やりがい=楽しい!だと考えています。

もちろん制度や対人関係などもそうですが、その他にも自分の環境で自分なりの楽しみ・やりがいを見つけられる人が、どこでも仕事を楽しめる最強な人になると思います。
なので今一度、自分は今の職場でどんな事が楽しめているのか、今から働く職場でどんな事を楽しんでいきたいのかぜひ考えてみてください。

多くの楽しいを見つけられたら、きっと職場がよりやりがいを感じる素敵な場所になるはずです。 皆さんがやりがいを感じながら楽しくお仕事できますように。

ステップアップナビゲーター

吉本興業株式会社
株式会社よしもとエンタテインメント沖縄

お笑いコンビ 桃花鳥(トキ)

よすみ


もし、私が社長ならこんな会社に

「仕事のやりがい」って一口に言っても優先度は人それぞれですよね。
自分の仕事がどう社会に貢献しているのかを「やりがい」に当てはめる人もいれば、ワークライフバランスを重視してプライベートを充実させることを優先する人もいるでしょう。
はたまたハードワークよろしく、歩合でガンガン稼ぎたいだろう人もいるでしょうから、「やりがい」というのは結構主観的な話になってしまうと思います。

というわけで今回は「私が社長になったら、こういう制度の会社を作りたい!」という角度で書かせてもらおうと思います。

その①「仕事内容の50%くらい自由裁量」

自分で立ち上げたい事業があるので独立します!という人もいるでしょう。ただ新規立ち上げの不安もあるはずです。
弊社(脳内起業)では希望者がいれば、会社としてやって欲しい業務を50%・社内ベンチャー事業を50%で割り振ります。

その分、基本給は50%になりますが、社内起業に関するランニングコスト・イニシャルコスト等のバックアップをしますし、新規事業の利益は半々で分けます。確実に自社事業で利益を生み出すことで、新しいチャレンジを全員でサポートするという、めちゃくちゃ爽やかなシステムです!
いや、自分の事業を100%でやりたいですという場合は笑顔で送り出します。私は非常に素晴らしい社長です(脳内起業)

その②「オンシーズン・オフシーズン制の導入」

これは僕がずっと憧れている働き方です!例えば年間120日の休日が付与されている場合、どこに休みを持って来ても良いですよという制度です。
基本は週休1日で良いから、一気に2か月くらいオフシーズン取りますねみたいな。属人的な働き方を解消できれば実現できるはずです。

なんならリモート・ワーケーションも推奨しますので、冬はケニア・夏はアイスランドで仕事もOKです。

その③「社会貢献休暇の導入」

例えば株式会社の使命は、利益を上げて配当を株主に分配することですが、法人はいかに社会貢献できるかも大きなポイントだと思います。
それを従業員がダイレクトにしてくれるんだったら、諸手を上げて送り出す仕組みを作ります。富士山のゴミ拾いよろしくお願いします!

…と超主観で書き並べてみましたが、我ながら非常に素晴らしい会社だと思います。これを参考にしてみようかなという経営者の方がいましたらぜひ僕を雇ってください。

ステップアップナビゲーター


ラジオパーソナリティ

ナガハマヒロキ