沖縄 20~30代就職・転職

「あなたらしく働く」を豊かにするコラム

沖縄の各分野で活躍するエキスパートたちのリアルな声!
仕事選びから働き方、人生観まで様々な視点で深掘り。
「あなたらしく働く」をもっと豊かにするヒントが満載です。

AI時代を生き抜く!「仕事の型」の作り方

~「AIに任せる前に、自分の土台をつくろう」~

世の中では「AIで効率化を」「業務は自動化の時代へ」といった言葉が飛び交っている。
しかし、どれだけ便利なツールが登場しても、
自分自身の「仕事の進め方」が未熟なままでは、成果にはつながらない。

今回は、私自身の経験も交えながら、若手ビジネスパーソンに向けて、
“基本に立ち返る”効率的な仕事の進め方についてお話ししたい。

まずは“自分の仕事の型”をつくる

「AIの活用も大事」とよく言われるが、前提となるのは“自分自身の仕事の習慣”である。
私自身、デジタルツールは活用しているが、実は今でも手書きの手帳を手放せない。
手で書くことで頭が整理され、1日の流れが視覚化されるからだ。

効率よく仕事をする第一歩は、「TODOリスト」の作成だと考えている。
そして、それをもとに、締切のあるタスクは、必ずスケジューリングする。
漠然とした「やることが多い」ではなく、「今日、何を、何時までに終わらせるか」まで落とし込む。

この小さな行動が、1日、1週間、1ヶ月の生産性を大きく左右する。

“ゴール”を描かないと、道に迷う

どんな仕事でも、はじめにやるべきは「ゴールのイメージを持つ」ことだ。
これがないと、あっちに手を出し、こっちに気を取られ…結果、時間ばかりかかってしまう。

私も新人時代、やみくもにタスクをこなしては「結局、何が成果なんだ?」と迷子になることが多々あった。
しかし、「この企画の目的は何か?」「この提案で相手にどんな変化を起こしたいのか?」とゴールから逆算する癖をつけたことで、仕事の進み方が劇的に変わった。
ゴールが見えると、優先順位がはっきりし、無駄な作業が減る。

これは、AIにはできない「人間ならではの判断力」だ。

土台ができたら、AIで“さらに加速”させる

基本を押さえたうえで、AIをうまく使えば武器になる。
文章作成、スケジュール調整、データの要約など、自分でやれば30分かかることも、AIなら数秒だ。

ただし、AIに投げる前に、「何をどう指示するか」を明確にしないと、期待通りの成果は出ない。

つまり、AIを使いこなすには、自分が“何をしたいのか”を言語化できる力が必要なのだ。
だからこそ、手帳で思考を整理し、ゴールを明確にし、タスクを管理する習慣を持っている人は、
AIの時代でも圧倒的に成果を出せる。

まとめ:ツールに頼る前に、自分の“仕事習慣”を整えよう

生産性向上のカギは、派手なテクニックではない。日々の「TODOリスト」「スケジューリング」「ゴール設定」などの、地味な積み重ねこそが最も効果的な仕事術だ。

AIはあくまで“加速装置”にすぎない。その前に、自分自身の「考える力」「段取り力」「時間の使い方」という“土台”を固めることが、長く成果を出し続ける秘訣である。

まずは今日、手帳を開き、「今週のゴール」と「今日の優先タスク」を書いてみよう。
効率的な仕事は、そこから始まる。

ステップアップナビゲーター

株式会社Cavitte(キャビット)

(https://cavitte.co.jp/)

代表取締役

粟国 傑(あぐにすぐる)

他のナビゲーターたちのコラム

テーマ
「効率的な仕事の進め方」

仕事を効率よく進める4つの事

はじめに…
私はさほどストイックな人間ではなく、ただただ自由時間を捻出するために頑張っているだけです。そして、決して100%この通りの実践はできていません。自戒を込めて。

「超朝型生活」になる

30代がそろそろ終わろうとしている今にして完全に気が付きました。「超朝型」は時間が増える!これは確定です。20代の頃は朝型なんて遊びのない生活だ、くらいに思っていたのですが、先人の朝型推奨の教えは本当でした。

特に子どもが生まれてからはこのライフサイクルは効果てきめんでした。子どもと一緒に寝落ちしてしまう、いわゆる「寝かしつけ失敗」。夜の自由時間を失ったような気持ちになりましたが、もう潔く21時には消灯して4時くらいに起きるんです。睡眠時間をシフトさせているだけなので、何も難しくありません。

「今日の俺には夜中がある!」と思ってしまうと、どうもダラっとやってしまうものですが、午前中で全てを終わらせる気概で朝からバリバリやると、午後以降は割とボーナスタイム。早朝に3時間くらいの時間が確保できるので、自己研鑽の時間に充てるのも良いかもしれません。会社員の方も自分に合ったサイクルで働けるように、企業側のフレックスタイム制導入のメリットは大きいと思います。

「監視の目」を付ける

部屋に一人でいたら大変です。すぐに誘惑に負けて、菓子パン食べて寝ようとします。時折、友人を誘ってカフェなどで仕事をすることがありますが、それは監視してもらうためです。人は弱いものです。

仕事スペースの環境を整える

最近、パソコンのモニターを2台に拡張したのですが、凄い効率が上がりました!これまでは複数モニターなんてデイトレーダーでもあるまいし、過剰サイバー野郎みたいだ!と思っていましたが、今度はモニター3台にしようとしている自分がいます。

AIの有料プランにも惜しげもなく加入しています。ラジオ番組の編集をする時に、背景のノイズ音を一発で消してくれるAIと出会った時は、ちょっとお金を無駄遣いしてしまうくらい嬉しかったです。
デスク周りや仕事アイテムにお金を掛けると、自分だけの基地のようになって捗りますね。

同時に2つ以上のことをする

ちょっと文字数が限られてきましたので端的に言いますと、先日、セルフホワイトニングをしながら耳ではラジオを聴いて、目ではメールの返信をしている自分には惚れ惚れしました。

…と羅列していきましたが、ことクリエイティブな分野においては、効率を重視しすぎて「こなし」にはならないよう、仕事の本質を見失わないようにはしたいところですよね。
「攻め」の時間を増やすための効率化です。

ステップアップナビゲーター


ラジオパーソナリティ

ナガハマヒロキ

ナガハマヒロキ

集中力ゼロからの脱却術

僕には集中力が全くない。これは決して自分を卑下しているわけではない。
学生のころから薄々気づいていたが、ハッキリしたのは社会人になった後だ。
興が乗らない勉強や仕事に関しては、仕上がりが悪かったり非常に遅い。

そりゃみんなそうだと思われるかもしれないが、私の場合それが仕事仲間や相手先に多大な迷惑をかけてしまい仕事を続けるのが困難になるレベルだ。
結果適性が無いということで辞めてしまうこともあった。

現在はフリーランスとして基本1人で仕事をしているため、仕事仲間に迷惑をかけるということはなくなったが、やはり興が乗らない仕事は今でもかなり遅い。
進みが遅いというより着手までに時間がかかる。
なので現在は前のめりの姿勢で取り組めない仕事は極力引き受けないようにしている。
まるで子供である。
かなりわがままに感じるかもしれないが、結果として自分を守ることになるし、相手に迷惑をかけないためでもある。

しかし生活のため、もしくは今後の仕事のために引き受けなければならない時も、もちろんある。
会社のブランドを気にせず個人としてわんぱくに納期や条件の交渉が可能なのはフリーランスの特権とも言える。
もちろん相手先に交渉の余地がなかったり、競合他社(他者)がいたりする場合は、この交渉自体が不利に働くが、それでもより主体的に仕事を選ぶことができる。

私は主体的に仕事に取り組めない場合その仕事の目的や、意義が自分の中で曖昧だからだと捉えるようにしている。
その時に「この仕事は誰のためになるのか?」、「自分の成長やキャリアにどうつながるか?」、「やってよかったと思える部分はあるか?」と自問することで、前向きに取組む理由を見つけることができる。

それでもいまいち効果が無い場合もあるが、その時は完璧を目指さず、まずは手を動かしてみるようにしている。
鉛筆を持ってノートを開いてみる、パソコンを開いてみるだけでもよくて、とにかく手を動かしてみると、いつの間にかすべき事に集中できている場合がある。
そうじゃない場合もあるが。。。

とにかく始める前は、「正しくやらないと」「成果を出さないと」と気負ってしまうが、でも実際は「まずやってみる→調整する」というスタイルの方が、主体的に取り組みやすくなることがある。
やる気が出ない時、主体的に取り組めない時にあなたに合った方法が見つからないときは参考にしてみてほしい。

ステップアップナビゲーター

・ラジオパーソナリティ
・メイクマン公式アンバサダー
・空間コーディネーター

タイシロウ

タイシロウ

仕事の優先順位、こうして決めてます

こんにちは、よすみです。
一応、私の本職は芸人とさせて頂いているんですが、芸人に効率的な仕事の進め方なんてある
のでしょうか…
下世話な話ですが、ギャラの高い仕事をたくさんもらえるようになる!ですよね…(笑)
それだと読んでくださっている皆さんの参考にならなさ過ぎるので、ここでは今までのバイト経験を振り返りながらお話ししたいと思います。


私が以前働いていたアクセサリーショップでは数多くの商品を扱っていました。
ピアスやヘアアクセはもちろんの事、バッグやスマホケース、メイク用のパフ、ついには当時の流行に乗ってコンタクトレンズケースまで販売していました。
正直どのカテゴリーでも数が多すぎて店頭に出られない商品たちもあるのに、バイトとしては(まだ商品増やすか!?正気か!?)と思ってましたね(笑)
そんなショップなので、品出しの時もかなりの数の商品が届くわけです。
場合によっては1回の品出しに2日掛かる事も…


そんな果てしない品出しも、私なりに効率よくこなそうと色々考えていました。
まず、とにかく出せるものから出す!です。
新作が出たら他の商品をずらしてその分のスペースを確保する…とか、届いた量が多かった物
はまとめてストックに移す…とか、そういった作業は全部後回し!
できる事からやって、残った作業は後でまとめてやろうという方法ですね。


これは「やれる事からやる!」と言い換えると簡単に他の仕事でも応用できます。
今は事務系のバイトをしているんですが、そこでも仕事が山積みの時はとにかくやれる事から優先というのを徹底するようにしています。


というのも過去に何度か時間のかかる仕事に先に手を付けてしまい、普段ならとっくに終わってるはずの時間になってもまだ作業中…という事があったからです。
あ、これ時間かかりそう…と思ったら一旦後回し。効率のみを重視するならこれが一番かと思いますね。


私の頭ではこの程度の事しか言えないので、AIに「効率的な仕事の進め方とは?」と聞いてみました。
AIによると「まず目標を明確に設定することが重要です。その上で、タスクの優先順位をつけます。それから時間をうまく管理することが効率的な仕事を進めるカギです。」と完璧すぎる回答を頂きました。
さすがAI大先生…!参考にします!


それとどうやら、AIによると「効率的に仕事を進めるには休息とリフレッシュも欠かせない」そうですよ。
ほうほう、なるほどなるほど…これが一番参考になるかも←(休みばっかりになるやつ)
ということでAI流のアプローチもぜひ参考にしてみてくださいね。


今回はAIの力も借りつつお話ししましたが、私も効率的に物事を進めるというのが非常に苦手な人間なんです。
なので「私ってぜんぜん上手く仕事できてないな…」と思っているそこのあなた。安心してください。仕事できないカースト最下層の人間がここにいますよ。


お仕事の中でやることが多すぎて焦る事もたくさんあると思いますが、そんな時にこの記事の内容をちょっと思い返してもらえたら、そしてその内容が少しでもお役に立てたらなによりです。
一緒に効率よく、ほどほどにお仕事頑張っていきましょう!

ステップアップナビゲーター

吉本興業株式会社
株式会社よしもとエンタテインメント沖縄

お笑いコンビ 桃花鳥(トキ)

よすみ

よすみ

粟国 傑さんの他のコラム

失敗は未来への種

社会人としてキャリアを歩み始めると、「失敗したらどうしよう」と不安に駆られることは誰にでもある。
特に20代から30代の若手にとって、失敗は「評価を下げること」や「将来のキャリアを閉ざすこと」に直結するように感じられるかもしれない。
しかし実際には、失敗は避けるべきものではなく、成長のために必要な通過点である。
本稿では、失敗との向き合い方について考察する。

失敗とは何か

まず大前提として、「失敗しない人はいない」という事実を受け入れることが大切である。
仕事や挑戦の過程で、思うように成果が出なかったり、周囲の期待に応えられなかったりすることは誰にでもある。けれど、それは“その瞬間に望んだ結果が出なかった”にすぎない。

本当に重要なのは、そこから何を学ぶかという点である。
失敗を単なる挫折として終わらせるのか、それとも次のステップに向けたヒントと捉えるのか――その違いが、キャリアの成長スピードを大きく変える。

また、失敗はつきものであるからといって、手を抜いてはならない。
一生懸命に取り組むからこそ、何がダメだったのか、次はどうしたら良いのかが見えてくる。
真剣に取り組んだ先にこそ、次につながる学びがあるのである。

失敗とチャレンジは表裏一体

私自身、株式会社Cavitteを立ち上げてから数え切れないほどの失敗を経験してきた。
うまくいかない企画や、期待どおりに進まなかったプロジェクトも数多くある。
しかし振り返れば、それらの経験こそが今の自分を形づくっている。

チャレンジしなければリターンはない。そして20代こそ、失敗を恐れずに挑戦するべき時期である。
今活躍している経営者やリーダーたちも、実は経営不振や苦境を乗り越えてきた人がほとんどである。むしろ、失敗を経験しているからこそ、成功をつかむ力を養ってきたといえる。

一方で、結果だけを見て後出しジャンケンのように批判する人もいる。
正直に言えば、そのような人の言葉を気にする必要はない。
挑戦した者だけが得られる学びがあり、そこにこそ価値があるのである。

失敗を糧に成長する

これから先、職業人生は長く続いていく。その中で、失敗は必ず訪れる。
だからこそ「恐れる」のではなく、「どう活かすか」を考える姿勢が重要である。

失敗から学び、改善点を見つけ、次に活かす。この積み重ねが人を大きく成長させる。
社会は“失敗しない人”ではなく、“失敗を糧にできる人”を求めているのである。

まとめ

失敗は、避けるものではなく、未来への種である。挑戦しなければ成功もなく、挑戦すれば失敗はつきもの。だからこそ、恐れずに踏み出すことが重要である。

そして、手を抜かずに真剣に取り組むこと。
挑戦したからこそ学べることがあり、その学びを糧に成長していくことができる。
これからのキャリアにおいて、失敗を恐れるのではなく、成長のための力に変えていこうではないか。

ステップアップナビゲーター

株式会社Cavitte(キャビット)

代表取締役

粟国 傑(あぐにすぐる)

粟国 傑(あぐにすぐる)

自分を守りながら働き続けるコツ

「大丈夫です」「まだいけます」
そう言いながら、いつの間にか限界を超えていた――
そんな経験をしたことはないだろうか。

ここ数年、若手社員の休職が増えていると多くの企業で聞かれるようになった。
真面目で責任感が強い人ほど、自分のキャパを超えても頑張ってしまう。
だが、長く働き続けるためには、無理をしない“思考”が必要だ。
今回は、20代〜30代の皆さんが「頑張りすぎずに成長していく」ためのヒントをお届けしたい。

ゴールを共有し、計画を立てる

まず大切なのは、「何のためにやっているのか」をチームで共有することだ。
業務の目的が曖昧なままでは、どこまでやればいいのか分からず、頑張りすぎてしまう。

だからこそ、
・最終的なゴールはどこか
・どんな成果を期待されているか
を確認することが欠かせない。

そのうえで、スケジューリングを立て、上司やチームメンバーと定期的に進捗を確認することが効果的だ。
自分ひとりで抱えず、「これでいいですか?」「分からないので教えてください」と確認する習慣を持とう。
それだけで、過度なプレッシャーや空回りを防ぐことができる。

無理せず、リフレッシュする

「休んだら迷惑がかかる」
「自分は大丈夫な方だから」
そんなふうに思っていても、実は無理が重なっていることがある。
しかし、それが続けば心や身体に負荷がかかり、ある日突然無理がきかなくなる。
どんなにやる気があっても、人間は休むことが必要だ。

1日しっかり眠る、週末は好きなことに時間を使う、信頼できる人に悩みを相談する――
こうした「小さなセルフケア」が、あなたのパフォーマンスを守ってくれる。
普段からリフレッシュや相談の時間を意識的に設けてほしい。

失敗は成長の糧にすればいい

社会人としてのキャリアは、これから数十年にわたる長い道のりだ。
その中で「失敗しない人」はいない。
むしろ、たくさん転んで、そこから学んだ人こそが、大きな成長を遂げている。
「怒られたらどうしよう」「期待に応えられなかったら嫌われるかも」
そんな気持ちはよく分かる。

だが、一度失敗したくらいでその人の価値が失われることはない。
仕事のなかでのつまずきや後悔も、立ち止まって振り返り、「次はどうするか」を考えられれば、すべてが“成長の材料”になる。

まとめ:長く働くために、“自分を守る力”を身につけよう

頑張ることは素晴らしい。
けれど、頑張り続けるためには、“休む力”や“立ち止まる勇気”も同じくらい大切だ。
それは、これから長く続く職業人生の中で、自分らしく働き続けるための“土台”になる。

どうか、心と身体の声に耳を傾けてほしい。
そして今日も、無理のない一歩を、自分のペースで踏み出していこう。

ステップアップナビゲーター

株式会社Cavitte(キャビット)

代表取締役

粟国 傑(あぐにすぐる)

粟国 傑(あぐにすぐる)


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