ID:457395(2025-27 おきなわインターナショナルアカデミー)

管理者兼児童発達支援管理責任者 坂本 里寿さん

Q.入職者の不安払拭など、入社に際して心がけていることはありますか?

資格は持っているけど、福祉の経験がない方の入職も多く、これまでやってきたお仕事とのギャップが生じやすいお仕事ですので、新しい職員さんが入社してきた時には声掛けを行ったり、雑談をしたり、また所属する事業所の主任や管理者の方にしっかり様子を見てもらい、困ったことがあれば主任や管理者、声をかけやすいほうにいつでも相談してくださいと伝えています。

Q.採用の際は、どのような経験・資格などを重視しますか?

保育士・児童指導員任用資格・教員免許・作業療法士・理学療法士・言語聴覚士などの資格をどれか一つ持っている事が前提ではあるのですが、未経験者の方でも大歓迎ですよ。
子供が好きな方や、インターナショナルな企業なので、英会話が出来なくても英語が好きという方にオススメです。
一人の思いだけで児童の支援はできず、統一した支援を行わないと、子供たちも困ってしまうので、意見をお互いに言い合えるようなコミュニケーション能力も重視していますね。

Q.どのような経験・資格を得ることが出来ますか?

児童福祉事業などの経験が5年以上あれば、年に2名しか受けられないので、順番になりますがが、児童発達管理責任者を取得することが出来ます。
資格取得の際も会社が全額負担しますし、ゆくゆくは児童発達管理責任者にもなれる為、ステップアップの環境も整っていますよ。

Q.入職にあたり、どのような研修などを用意されていますか?

動画研修を用意しています。
自分の就業時間の中で、1ヶ月で研修内容の動画を見ていただき、最終的にレポートを提出して頂くという流れで研修を行っています。
研修は1ヶ月で終わりますが、児童さんの事例検討や、困り感の子への対応、疾患に対しての知識などはすぐに身についたりできるものではないので、事業所ごとでこれらの対応をおこなったりもしていますよ。

Q.勤務時間外でのコミュニティやコミュニケーションはどうされていますか?

新年会や、忘年会、新しい職員さんが入った時には歓迎会等もやっています。
また、勤務時間外ではありませんが、年に1~2回子ども達がメインの交流会もあります。
その時に、この子はこういう時が苦手なんだな、今まではわからなかったけど、実はこういう事が苦手だったんだと知ることもあり、子供たちの社会経験を積ませられるだけではなく、職員同士の顔合わせや、対応の仕方や意見交換などもできるので、それぞれが学べる場でもあります。

Q.貴社の魅力はどんなところですか?

英語が好きな方には本当に魅力的な職場だと思います。
外国人スタッフも在籍していて、英語を楽しく学べる環境になっています。
また、有休とは別に、リフレッシュ休暇もあります。1週間ほどまとめて休暇を取ることが出来るので、海外旅行に行くスタッフさんもいますよ。

ステップアップの流れ

入社後の1ヶ月は、先輩スタッフから業務の流れを教わります。
2~3ヶ月目には、1ヶ月で見てきた業務を一通りこなせるようになります。
4ヶ月~6ヶ月には、業務を安定してこなせるようになり、子供たちへの臨機応変な対応が出来る様になってほしいなと思っています。また、小さなミスに関しても、改善していく意識をつけてもらいたいなと思います。
1~6ヶ月の試用期間中は契約社員での雇用になりますが、半年間様子をみて、評価して、問題がなければ正社員になります。
1年以降は、チームの中の自分の動きを把握し、協力し合えるようになってほしいです。
また、新人さんが入ってきた場合は、自分の振り返りの為にも、後輩育成をお願いしています。

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Q.お仕事の内容を教えて下さい。

子供たちの支援や送迎、活動の準備、支援記録などを行っています。
子供たちでトラブルが起こった際の仲介役になったり、声掛けるのが苦手な子に対して、「こんなふうに声かけるんだよ」と声掛けの練習を一緒に行ったり、スライムや粘土の感触遊びや、折り紙を使っての製作などの活動の準備などを行っています。

1日のお仕事の流れ

10:00~
出勤したあと、朝礼を行い、前日の申し送り、共有事項を共有した後、曜日によって決まった会議を行います。活動の話し合いや、職員向けの英語のレッスンなどを行っています。


11:30~12:30
お昼休憩

12:30~
子供たちの送迎を行い、来た子たちから、手洗いやお着換え、お昼寝が必要な子はお昼寝したり、遊びたい子はおもちゃで遊んだりと、子供たちによって対応が違います。

15:00~
この時間にはみんな集まるので、子供たちのおやつタイムなっています。

15:30~16:00
子供たちの活動タイム、スライムや粘土で遊んだり、折り紙を使った製作を行ったり、運動遊びなどをしています。

16:00~
OIDタイムという、英語の活動を行います。
外国人講師の方がフラッシュカードや音楽、ゲーム等で英語を子供たちに教えています。
毎日スタッフ、だれか一人サポートのために一緒に子供たちに英語を教えています。

16:30~
ダンスタイム、子供たちが好きな曲をリクエストし、みんなで一緒に踊ります。

16:40~17:30
帰りの会、子供たちが今日楽しかったことなどを発表し、17:00に送迎を行います。

17:30~18:30
18:30までには送迎が終わり、戻り次第本日の活動の記録や親御さんへの連絡事項などを連絡帳につけたりしています。記録は、スマホで行っています。
18:30には終礼、今日気になったこと・行動などを話し合います。

19:00
退勤

Q.なぜこの会社を選びましたか?

見学に行ったときに、職員間での連携やコミュニケーションがしっかりして仲がよさそうだなと思ったこと、また、職員の人数が多くて子ども達一人一人と心に余裕をもって支援が出来そうだなと思ったこと、髪色・ネイルが自由で、おしゃれも楽しめる職場だったからです。

Q.就職前の不安などはありましたか?

英語が苦手で、喋れないことが不安でした。
英語のレッスンがある事、外国人講師の方が「子供たちの前で間違えても、それは悪いことじゃないよ、間違えてることも見本になるから」と教えてくれて、不安がかなり減りました。
そのおかげで、前よりも英語が聞き取れる様になってきました。

Q.入社してどのように仕事を覚えていきましたか?

最初は先輩スタッフに同行してもらい、送迎場所などを教えてもらったり、子供たちも毎日く来る子は違うので、「今日来る子はこんな特性を持っているよ、こんな性格なんだよ、こういう関わり方したら自分はうまく接する事が出来たよ」など教えてくれたり、先輩スタッフの支援の仕方、行動を見て実践していったりして、お仕事を覚えていきました。

Q.仕事で楽しいと思える瞬間はどんな時?

子供たちが成長したと感じる時や、子供たちと一緒に遊んでいるときですね。
以前に自分の思い通りにならないと癇癪をおこす子がいたんですけど、「今はこの時間じゃないよ」など接していたら、どんどん気持ちの切り替えが早くなってすぐに次の活動に移れたり、緊張してあまり話せなかった子を最初は職員を仲介して子供たちと関係性を作るところから始めていたんですけど、徐々に自分から話しかけに行ったりしていて、そういう場面を見ると子供たちが成長しているなと感じますし、自身のやりがいにもつながります。