沖縄 20~30代就職・転職

「あなたらしく働く」を豊かにするコラム

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「給与をもらったときのお金の使い方」 のコラム

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貯金はゲーム!私の楽しいお金との付き合い方

よすみです。みなさんはお金好きですか?
好きですよね? ?安心してください(? )私もお金大好きですよ! !
なんて、変な入り方をしてすみません。お金は好きですが使い方がかなり雑なもので、
あまり内容に自信がもてなくて…。

今回こそ本当に参考にならない記事になっちゃうかもしれませんが、
「こんな人もいるんだぁ」と、ふわっとした感じで読んでみてください。

まずは私のいつものお金の流れを4ステップで説明します。

①給料が入る

②貯金のために5万円を別口座に移す

③クレジットやその他支払いの料金が引き落とされる

④残りのお金は自由に使う! !

簡単に書いたとかではなく、いつもリアルにこんな感じです。私はあまりお金の使い方が上手じゃなくて、欲しいものはすぐ買っちゃうし、欲しいか分かんないけど買っときゃ使うっしょ~ (こういう物に限って結局使わない)という意味わからない買い物もしょっちゅうです。だからこそ、クレジット等の引き落とし同様に必ず支払わないといけないお金は【絶対に給与が入ってすぐ】支払うようにしています。これを後回しにするようになったら、私のような自己管理のできない人間はマジで終わってしまうので…

それと貯金していると、かなり心に余裕ができますね。
いえ必ずしも5万円じゃなくてもいいんですけど、貯金をする場合も給料が入ってすぐにお金を移した方が絶対にいいです。月末に余ったお金を貯金しよ~ 、なんて思っていたら本当にお金って貯まらないので! (実体験)

それから私的には、貯金の場合は口座を分けるのも大事ですね。口座を分けていると「つい使っちゃった」ということが無くなるので、よりちゃんと貯められる気がします。あと給料が入る講座もお金を貯める口座も一緒となると、お金の管理の際にほぼ毎回貯金額を見られるので、私はたぶん変にお金を持っている気になって使い過ぎちゃいますね…金額が目に入ると危ないです…ちなみに私は口座管理アプリ内で貯金用の口座を持っていますが、アプリだと貯金用口座は別のページを開かないと見られないようになっているので、入金時以外は残高も見られません。

たまに月末ありえないくらいカッツカツになった時、ふと貯金用口座を見ると、脳汁がじゅわじゅわ出てきます。肉汁たっぷりのハンバーグくらい出てきます。貯金額って、「こんだけ貯めたんだ、偉いぞ私! こっからも頑張ろ~ ! 」という自分のモチベになるんですよね。ちゃんと目的があって貯金してはいるんですが、もはや一種のゲーム感覚で貯めています(笑)

こんな感じで、私のお金の使い方は至ってシンプルです。
大事な支払いはすぐ済ませる! 貯金すぐする! 口座分ける!

この3拍子で私の生活はどうにか成り立っています。
お金の話や難しい話は苦手…という方には、この3拍子さえ大事にしておけば何とかなるのでぜひ参考にして頂けると嬉しいです。みなさんにい~っぱいお金が入りますように! (大事なお願いなのでいつもより感情込めてます)

余談ですが、私は貯金用口座と別でもう1つ口座を持っています。「後輩飯」という名前の口座で、名前の通り後輩とご飯に行くとき用の貯金口座です。1年前に作った口座ですが、現在の貯金額はなんと「0円」です。

なんで作ったんや…笑

せっかく作ったので、今から毎月1000円ずつでも貯金しなきゃ…頑張ります…

ステップアップナビゲーター

吉本興業株式会社
株式会社よしもとエンタテインメント沖縄

お笑いコンビ 桃花鳥(トキ)

よすみ

よすみ

若いうちに経験や体験を

私がやっているラジオの仕事には社員やアルバイトを含め、多くの人間が関わっている。
たまに新卒の社員や学生のADさんとコミュニケーションを取ることがあり、仕事観や心構えみたいな話になる。

私は二十代後半から現在(38歳)までフリーランスで突き通してきたこともあり会社員時代の話は既に古く、その時はフリーランスとしての私なりの持論を展開している。よく話に上がるのが給料の使い道だ。

初給料に関しては決まって「お世話になった両親、もしくはそれに代わる方に報告がてらの粗品を!」と話している。
この時大事なのはそれがあなたの仕事に関連する物である事と、あくまで粗品である事だ。

飲食関係であれば店で扱っている商品や食事券、アパレルであれば小さなアクセサリーなど。貰う側を想像すればあなたの仕事がうっすら垣間見える粗品が喜ばれる事は容易に想像がつく。容易に想像がつくといえば粗品である事もそうだ。初任給で高価な物を貰うのは嬉しいことは嬉しいがどうしても心配が勝ってしまう。

普段の給料の使い道についてもよく話題に上がる。
私が新卒の頃は貯金の大きさがやりくり上手のバロメーターみたいなところがあったが今はそうではないと考えている。貯金を作るためにできるはずの経験や体験を削るのはあまりに勿体無い。

私の場合、経験や体験は全て貴重な情報であり、その情報は仕事でのアウトプットの質に直接繋がる。
ラジオパーソナリティだからとか、イベントMCやってるからではなく、経験上これはおそらくどの仕事にも言える事だと思っている。

旅行に行く、ライブに行く、映画を観る、食を探求する、建築を見る、人に会う、文化や芸能に触れるなどなど、若者であればこれらはむしろ貯金を削ってでもしておきたい。
仕事の質に関わってくるし、もしかしたら人生の質も変えるかもしれない。

しかし、何か新しい事を始める時に貯金があなたの堅牢な足場になる事も確かだ。
貯金と経験・体験。この辺のバランスは人によって異なるだろう。

ちなみに38歳、妻と2人の子供がいる私は、給料をまだ経験・体験にかなり振っている。
どうやらこの高齢化社会、私の年齢はまだ若い方に分類されるらしいからだ。
「見聞を広めに行ってくる」というのが外出の際まだ言い訳として通用しそうだ。

ステップアップナビゲーター

・ラジオパーソナリティ
・メイクマン公式アンバサダー
・空間コーディネーター

タイシロウ

タイシロウ

サイフの分け方と、給料の3%の使い方

皆さんは家計をどう管理していますか。家のサイフはいくつありますか。

独身だったら全て自分で管理しているかもしれませんが、家庭があるとそれぞれ仕組みがありますよね。

僕も僕の配偶者も、お互いひとり暮らし歴が長く、妙に「家計管理したい癖」が付いていたのもあって「それぞれ一定額を拠出して家庭用の口座を持とう」ということになりました。長期の資産計画は僕で担って、月々の生活費のやりくりは任せています。そこはもう把握していないので、妻よ、もしこれを読んでいたらチャンスだぞ、妻よ。

こういったように、仕事用と生活用の口座を分けているので、入金されたお給金を引き出して、
また別の口座に移し替えるという月末の恒例イベントがあります。
数十万円を持ち歩きながら銀行と銀行をはしごする時間は、このまま海外にだって行けるんだぜというスリリングな気持ちになれるので、皆さんも単調な平日の日々に是非。

まあ、これを読んでいるあなたは「手っ取り早く振込で済ませよ」ってお思いでしょうし、僕も思ってるのですが、
銀行アプリの数字の確認だけでは味わえない確かな重みが、仕事の対価を実感させるのです。

考えたら、子どもの前で給料の授与式をやって来なかったかもしれません。ちゃんと稼いできたということを大々的に発表し、今月は仕事で何があったかと夫婦互いに讃え合い、子どもには働くとは何たるかを教え込む。
息子よ、なんとなく生活が回っているということなんて無いぞ、息子よ。

そして、お給金をもらった時の使い方なんですけど、僕は昔から入金日に贅沢に使うってことはしたことがなくて、むしろ月々の家計管理が上手くいって、余剰が出た時にそれを使うというスタイルです。今月のお金の使い方は高得点でした、マッサージでございます!

ざっとこういう我が家のサイフ事情ですが、最近「人のためサイフ」という、
もう一つのサイフを個人的に導入しました。

時折顔を覗かせる、ケチくさい自分に嫌気が差してしまい「だったらもう自分に基金を作って、そこから気兼ねなく使おう!」ということで、月収の3%を基金に入れることにしました。この3%っていうのがポイントです。97%残ると思ったら微々たる感覚になりますが、実際月収の3%を計算すると皆さん…人のために使うお金としてはそこそこの額面になりますよね。人からプレゼントされるとその金額以上の価値を感じます。生きたお金の使い方になりそうです。

ステップアップナビゲーター


ラジオパーソナリティ

ナガハマヒロキ

ナガハマヒロキ

若手社会人のためのお金との向き合い方

~「今」を楽しみながら「未来」に備えるために~

社会人になって初めて給料を手にしたときの喜びは、誰にとっても特別なものである。

「自分の力で初めて稼いだお金」という実感と、「好きなことに使える」という自由。
その両方を味わった読者も多いことだろう。

しかし、給料の使い方次第で、5年後、10年後の人生のかたちは大きく変わる。
本コラムでは、若手社会人に向けて、「お金との向き合い方」を考察したい。

~自由と責任は表裏一体である~

初任給を手にしたとき、「何に使おうか」と胸を躍らせた人も多いはずである。
美味しい食事、憧れていたファッションアイテム、
あるいは親への贈り物——どれも素晴らしい選択である。

だが、その裏には大切な前提がある。すなわち「お金は自己責任で管理するもの」であるということだ。

学生時代は、親や周囲の支援によって生活が成り立っていたが、社会人になると、
収入も支出もすべて自分の管理下に置かれる。
極端な話、給料をすべて使い切っても誰からも注意されることはない。

だからこそ、「収支の把握」という基本的な習慣を持つことが第一歩となる。
自由を手にした今こそ、責任ある使い方を意識すべきである。

「貯金」と「自己投資」は未来の自分への贈り物である

貯金という言葉に対して、「余裕が出てから考えればいい」と思う人もいるだろう。
しかし、たとえ1万円でも、毎月コツコツと貯金を積み重ねていくことが、将来の安心感を生む。

重要なのは金額ではなく、「お金を先に取り分ける」という習慣である。
先に取り分けてしまえば、残ったお金で生活するという発想が身につき、自然と貯まっていくようになる。

そしてもうひとつ注目すべきは、「自己投資」である。
旅行、資格取得、読書、セミナー参加など、自分の視野を広げ、成長のきっかけとなるような経験にお金を使うことは、未来に大きなリターンをもたらす。筆者自身、特に30代は積極的にセミナーや異業種交流会に参加し、
そこでの出会いが、その後のキャリアに大きな影響を与えてくれた。

「これは将来の自分にとって価値があるか?」——その視点で判断すれば、浪費と投資の違いが見えてくる。

~投資を始める前に、「在りたい自分」を明確にする~

最近は若年層の間でも金融投資への関心が高まっている。
新NISAやiDeCoといった制度が整備され、少額から始められる点も後押しとなっている。

しかし、投資にはリスクがあることを忘れてはならない。
生活資金や緊急予備費が確保されていない状態での投資は、かえって不安定さを生む可能性もある。

まずは生活の土台を整えること、そして自己投資や貯金をバランスよく行うことが先決であると考える。
そのうえで投資をする場合、「なぜ投資をするのか」という目的を明確にし、無理なく始めていくことが大事である。

そして何より大切なのが、「自分は5年後、10年後にどう在りたいか」という問いである。
このビジョンを持つことで、日々のお金の使い方にも一貫性と納得感が生まれる。

まとめ:お金の使い方は、生き方そのものである

お金は単なるツールであり、それ自体に良し悪しはない。だが、その使い方には、
その人の価値観や生き方が如実に表れる。

今を楽しむことも大切である。だがそれと同時に、「未来の自分」に責任を持つ視点も必要だ。

社会人としての第一歩を踏み出した今、この給料は「人生のハンドル」を自分で握った証でもある。
その手で、どんな人生をデザインするのか——それを決めるのは、他でもない自分自身である。

ステップアップナビゲーター

株式会社Cavitte(キャビット)

代表取締役

粟国 傑(あぐにすぐる)

粟国 傑(あぐにすぐる)